『ジェイコブス・ラダー』
『ジェイコブス・ラダー』
1990年アメリカ映画
ベトナム戦争。仲間と談笑していると、敵の突然の攻撃。なぜか血を吐いて倒れる仲間や頭が痛いと狂い出すものも。兵士のジェイコブ(ティム・ロビンス)は敵に襲われお腹を刺される。
目覚めると、そこは現代のNY。
郵便局員として働くジェイコブは、過去の悪夢を見たのだ。
しかし、その時から、ジェイコブは至るところで異形のものを見たり襲われたり、
悪夢を見たり………
同僚のジェズと同棲している現在で、別れた妻と家族、ベトナム戦争の記憶を夢に見る。
それらが、夢なのか現実なのか………
そんな中、ベトナム時代の仲間から電話がある。彼も同じように誰かに追われて異形のものたちを見ると………
ストーリーに関しては、もうこれ以上は言えません。ほんと。予備知識無しで観てください。
是非、観ていただきたい一本のひとつです。素晴らしいサスペンスホラー。哀しみに溢れたミステリー。泣きそう………
詳しく言うならば、
異形のものたちの描写がすごい。
当時としてはかなり活気的だったのではないでしょうか。今、その描写を真似したものが沢山あると思う。
目玉が埋め尽くされたようなのっぺらぼうな人、黒目がちの目、高速で振られる首…。
これを見たら、「サイレントヒル」なんて、ただの真似じゃん!!って思う。
そして、負傷してタンカーで運ばれるシーンの怖さ。カラカラと回る車輪。見ている人々。
恐い………みいってしまうね。
いや~~!!詳しく言いたい!!ネタばれしたい(笑)
見てよかった…
星5
素晴らしい映画に出会える幸せ。見終わった後の余韻。
それがどんな映画でも(クソ映画でも)、そこから何かしらを得る事が出来るって、映画って素晴らしい文化だなと。
これ!!カロルコピクチャーズの再発シリーズ!!全部最高!!
「ゼイリブ」「パラダイム」「チェンジリング」「エンゼルハート」とか♪