ゾンビハイスクール
2012年 アメリカ映画
監督アレックス・クレイグ・マン
補習授業に集まった高校生たちが、同級生ゾンビから逃げて図書館にたちこもるってお話。
主人公はいじめられっ子のオタク(ギーク)、ゾンビに詳しいゴス少女、ジャンキーのアジア系、いじめっ子のアメフト部と筋肉バカのアメフト部(ジョックス)、その彼女の金髪チアリーダーの6人なんだけど、まさにアメリカの高校、ひいてはアメリカ社会の縮図のような登場人物。
アメリカのハイスクールでは、後半3人のようなスポーツ人間がジョックスと呼ばれ高校のヒエラルキーの頂上に立ち、前半3人のようなナードと呼ばれる文化系人間(オタクを意味するギークやゴスや音楽好き)などを掌握し差別し虐げるという構図が確立しているの。
だからこの映画は、ただのゾンビ映画というよりは、ジョックスvsナードっていう構図を描いてもいるのね。そして、その型に縛られていいのかと。
って言ってもコメディだから、その辺を面白おかしく描いているけどね。
完全にナードな私の採点は星3つ★★★☆☆
ゾンビとの絡み、対決が少ないから減点!