『ブリューゲルの動く絵』
「ブリューゲルの動く絵」を見ましたのよ。
2011年 ポーランド映画ですのよ♪
ホラーでもコメディでもZ級でもありませんのよ。
わたくし、まともな映画も見るんでござーますわよ。
今作は、私の大変好きな画家、ブリューゲルの話。
ブリューゲルは16世紀(中世末期)のフランドル地方(今のベルギー)の画家で、
作風としては、画面いっぱいに描かれた人物・出来事に、それぞれ物語と寓話を張り巡らし、
非常に摩訶不思議で奇妙で巧みで迫力がありユーモアに溢れた、素晴らしい天才画家なのであります。
たとえば、絵の全ての出来事が、それぞれことわざに基づいている絵があったり。
この映画は、「十字架を担うキリスト」を題材にしているんだけど、
その映像美が本当に素晴らしいっ!!!!
絵を忠実に、人間が再現した映像で、思わず「すごい!すごい!」って言っちゃった!!
絵の内容は、キリストのはりつけと、16世紀当時のスペインによる侵略をシンクロさせたものだけど、
映画ではその解釈を映像でずっと見せていく。
内容はとにかく、映像が本当の絵画のようで、素晴らしかった。
しかし、眠かった(笑)
だって、ブリューゲル含め3人しかセリフがないんだもの~~(>_<)
ほぼセリフ無しなんだもの~~(笑)
ブリューゲル好きか、16世紀の人々の暮らしに興味があったらおもしろいかも♪