ビール片手に映画ナイト☆オブ・ザ・デッド

↑このくまたんを押してもらうと、他のレビューが見れます。ホラー・サスペンス・コメディ・カルト・ミニシアター系を主にほぼ毎晩観ています♪ゾンビLove♪スプラッターLove♪音楽とかわいいもの、ビンテージものもLoveです♪ 過去に観た作品のレビューをゆっくりゆっくり他場所から移行しつつ、新しいのもアップしていくつもりです。なので時系列がめちゃくちゃですみません。

『エリジウム』

エリジウム [DVD]

2145年、人口の増加で、超富裕層は宇宙空間にあるエリジウムと移住し、貧民層は荒れ果てた地球で暮らしていた。

工場で不慮の事故にあい、致死量の照射線を浴び余命5日の命となったマックス(マット・デイモン)は、生き延びるために、高度な医療機械のあるエリジウムへと向かおうとする。
闇の移民シャトルを運営するスパイクの闇仕事をこなし、偶然にもエリジウムのリアップデートを脳内にインプットしてしまい、テロを試みる防衛長官(ジョディ・フォスター)や非公認暗殺組織から狙われることに……
マックスは生き延びる事ができるのか、幼なじみの恋する女性と、末期の白血病におかされた彼女の娘を救えるのか……

というストーリー。

監督は「第9地区」(エイリアンものながら、アカデミー作品賞にノミネートされた傑作)のニール・ブロムカンプ。
第9地区が、人種差別問題を取り扱ったものに対し、これは医療問題・格差差別を扱ったSFでした。


正直なところ、突っ込み所は多い。140年後の世界というよりもちょっと先の現代みたい。SFには突っ込み所があるのはちょっと致命的。
しかしながら、監督が伝えたかった事は、未来の世界ではなく、現代の問題点であり、細かな突っ込み所はこの際全て無視してもいいと思う。


単純に、美しい映像と、命の瀬戸際のドラマとして見ても良いと思う作品でした。
なんも考えずに楽に見ることもできるしね。

星4.5