ビール片手に映画ナイト☆オブ・ザ・デッド

↑このくまたんを押してもらうと、他のレビューが見れます。ホラー・サスペンス・コメディ・カルト・ミニシアター系を主にほぼ毎晩観ています♪ゾンビLove♪スプラッターLove♪音楽とかわいいもの、ビンテージものもLoveです♪ 過去に観た作品のレビューをゆっくりゆっくり他場所から移行しつつ、新しいのもアップしていくつもりです。なので時系列がめちゃくちゃですみません。

『ビザンチウム』

ビザンチウム [Blu-ray]


イギリス。
16歳のエレノア。彼女よりも8歳年上のセクシーなクララ。
永遠の命を持つ彼女らは、何者かに命を狙われ、ある海辺の町へと移り住んだ。
魅惑的なクララはそこで売 春宿ビザンチウムを開き、エレノアは白血病で命間もないフランクとの禁断の愛に目覚める事となる。


200年にも渡るヴァンパイアの女性たちの苦悩を、哀愁的かつ、退廃的に描いた、素晴らしい作品でした。


エレノアを守り育てていく魅惑的な売 春婦のクララには、ジェマ・アータートン(『ヘンゼル&グレーテル』など)、
母親に捨てられ、孤児院で育った、慈悲深いエレノアにはシアーシャ・ローナン(『ラブリーボーン』など)
フランクはケレイブ・ランドリー・ジョーンズ(『アンチヴァイラル』など)。

監督は、ニール・ジョーダン。インタビューヴァンパイアから20年以来の、ヴァンパイアもの。



まず、ニール・ジョーダンの衰えを感じない手腕っぷりに拍手。インタビュー~の、心にじんわりとくるヴァンパイアものは健在でした。

そしてなにより、シアーシャの透明感。悲しみに満ちた表情。心の闇。素晴らしい!!
これだけで、満点!!

ケレイブ・ランドリー・ジョーンズの、薄弱病的な感じもピッタリ。


色々言いたい映画ですが、
一言で言うならば、ハリウッドの殺った殺られた血みどろバンパイアとは違う、イギリスの哀愁漂うヴァンパイアでした。
そして、母と愛の映画でした。

ヴァンパイアものだけど、グロいシーンも少なめだし、むしろ、人間ドラマだと思います。


星5

文句無し♪
一言言うならば、血の滝がちゃちい。ジョニー・リー・ミラーが老けてショック(>_<)トレインスポッティングのシックボーイ、好きだったのに…………(T^T)