ビール片手に映画ナイト☆オブ・ザ・デッド

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『オン・ザ・ロード』

オン・ザ・ロード [DVD]


NYで、父の死から、鬱屈した日々を送る若き作家サル・パラダイス。
そんな時出会った、彼とは真反対のディーン・モリアーティー。少年院育ちで、自由奔放に生き生きとしたディーンにひかれ、サルの“路上”での生活が始まる。
家を飛び出し、アメリカ各地・メキシコを旅し、出会い、
ドラッグと酒とジャズとsexの日々。
心と体と書くことへの解放。生きることへ解放。
しかし、そんな破滅的な生活も長くは続かなかった……
大事な青春時代、そしてそれへの別れ。大事な友人との別れ。

ビートジェネレーションを代表するジャック・ケルアックの「路上」を原作とした、待望の映画化。

「路上」
サル・パラダイスとは、ジャック・ケルアック本人。
ディーン・モリアーティーとは、ビートニクの作家たちに影響を与えたニール・キャサディ。彼は42歳で亡くなりました。路上で産まれ、路上で育ち、最後はメキシコの線路上で裸のまま謎の孤独死を遂げました。
実際のケルアックの旅の日々を書き記した小説です。

まず、ビートジェネレーションとは。
それは1950年代アメリカで異色を放った文学のムーブメントであり、安定した生活にとらわれずに、自分の心の赴くままに生きた人々の、カウンターカルチャーであります。
反体制・反保守の考え方から後にヒッピームーブメントに、
音楽で言えば、ボブ・ディランをはじめとするロック、パンクに、
多大なる影響を与えたものであります。

代表作は、ジャック・ケルアックの「路上」、アレン・ギンズバーグの「吠える」、ウィリアムズ・バロウズの「裸のランチ

そして、学生の時の私にも大いなる影響を与えたビートジェネレーション。
なけなしのお金で本を買いあさり、夜な夜な読みふけった、大事な思い出。もちろん、今の私にもビートニクは生き続けています。

そんな、「路上 オンザロード」の映画化だから、大事に大事に見ました。

製作は、30年近くこの映画化を温めてきた、フランシス・フォード・コッポラ
監督は、「モーターサイクルダイアリーズ」のウォルター・サレス。
俳優は、サム・ライリーなど。

半世紀以上も前の、「狂ったように生き、狂ったようにしゃべり、狂った世界」

ビートニクに思い入れが強すぎてうまく書けません。最後は、号泣してしまいました。


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