ビール片手に映画ナイト☆オブ・ザ・デッド

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『ホドロフスキーのDUNE』

映画『ホドロフスキーのDUNE』劇場用パンフレット

2014年10月観賞
これ、逗子のアンティーク家具が並んだ小さなカフェで上映されてたのを観てきました。ワンドリンク付きで1500円。最高♪



1975年、アレハンドロ・ホドロフスキー監督46歳 、プロデューサーのセドゥーは28歳。2人はある壮大な映画を企画した。
それは、「映画化不可能」と言われたフランク・ハーバートSF小説「DUNE」を原作とした、上映時間12時間にもおよぶSF超大作だった。

「この映画に携わる全ての人間は魂の戦士だ。 最高の戦士を探す」と、ホドロフスキー自らによって集められたのは、
バンド・デシネ のカリスマ作家メビウス、SF画家のクリス・フォス、『エイリアン』『トータル・リコール』の脚本で知られるダン・オバノン、画家でデザイナーのH・R・ギーガー、サイケ/プログレの代表的バンドのピンク・フロイド
キャストにはサルバドール・ダリ。『市民ケーン』などの映画監督で俳優でもあるオーソン・ウェルズミック・ジャガーなど。
そうそうたるメンバー!!

しかしながら、セットが作られる直前に、製作中止がきまる………

そして、『DUNE』は“映画史上最も有名な実現しなかった映画”と言われ、伝説となった。

しかし、ハリウッドのスタジオに持ち込まれたストーリーボードは、のちに多くの映画に影響を与えることとなる。
「エイリアン」「スターウォーズ」などなど、DUNEの設定や構図やイメージが多用。
DUNEは完成しなかったものの、世界を変えた作品となったのだ。

ホドロフスキー本人や携わった人々、『オンリーゴッド』のニコラス・レフン監督などのインタビューを交えて、DUNEの世界を垣間見ることのできるドキュメンタリー。


辞書よりも分厚いストーリーボードをめくってるのを見ているだけで、ワクワクした!!
メビウスのカット画!!フォスの宇宙船!!ギーガーの城のデザイン!!たまらない!
それを使って映像化されてるんだけど、鳥肌もの!!ずっと見ていたい(笑)

そして、なによりも素晴らしかったのは、ホドロフスキー本人!!キラキラと目を輝かせながら身振り手振りで語る彼は魅力の賜物!!これだけの人が集まったのは、彼のカリスマ性なんだなと、実感!!
スタッフも、まだ芽の出ていない人を自分で発掘して(フォスなんてSF小説の表紙を描いてた)、映画の世界に引っ張りこみ、後に彼らが素晴らしい活躍を発揮するなんて、かっこよすぎる!!

星5。


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