『インド・オブ・ザ・デッド』 - ビール片手に映画ナイト☆オブ・ザ・デッド

『インド・オブ・ザ・デッド』
原題『Go Goa Gone』(動詞の活用かw)
2013年インド映画

同居する親友ラヴとハルディ。日々、お酒とマリファナに明け暮れてる体たらく会社員。ハルディは女関係とドラッグでクビになり、ラヴは結婚しようと思ってた彼女がビッチだとわかり失恋。
家主で友人のマジメ男バニーがリゾート地ゴアへ出張するときき、ひゃっほ～い‼はじけちゃおうぜ‼と着いてく♪

そこで、ラヴのFBフレンドのルナちゃんと偶然出会い、離島でのロシア人マフィアが開催するレイヴパーティーに誘われる。
パーティーでお披露目された新型ドラッグ。なんとそれは食べた人がゾンビになっちゃうやばいやつだった‼
お金がなくてドラッグを買えずにゾンビ化を免れた3人。気になるルナを助け、このゾンビ島から脱出できるのかっっっ?‼

途中でロシアンマフィアのボリスとニコライと仲間になり、5人はパーティー帰りゾンビたちと戦うのだ‼

これ、映画大国インド初のゾンビコメディ。
インド人はゾンビをあんまり知らないのか、
ヴァンパイアとごっちゃになったり、どうやって殺したらいいのかわかんなかったり、ゾンビを説得したり、感染してないのを証明するために九九言ったり、と、そのやりとりがおもしろい～♪

そもそも、インドは火葬して輪廻転生の考えがあるから、ゾンビって観念は馴染みがないはずだけど、きちんとゾンビ映画の王道に沿ってた。

そしてキャラがたってて良い♪
けっこう一途なラヴ、軽くて女好きだけど友達思いのハルディ、いつも二人に翻弄されるマジメなバニーがちっちゃな反撃したりどうせ主人公の友達はこういう時は死ぬんだと自虐的になってみたり(ですよねw)、セクシー美人なルナは実はしっかりしたヒロインだし、ボリスは実は欧米かぶれで、頼りになるけど勘違い野郎だし、その部下のいかにもザ・ロシア人ニコライも良い♪
ハルディとボリス、面白いわぁ～～♪

笑い要素もたっぷりながら、熱い友情あり、たくさんのノロノロゾンビのハラハラ感もあり(走ってくるやつもいるけど)、特殊メイクも悪くないし、はらわた出てきてもちろん食べるし、ゾンビを退治する新たな方法もあり、かなり良く出来た映画でした♪
ゾンビ映画などのパロディも満載‼

ラスト、めっちゃカッチョいい(笑)(笑)(笑)

エンドロールのトリップもうけた。歌に出てくるババの草(笑)「父」の草… まぁ、マリファナの事だけどさ(笑)

あ、途中で『ショーン・オブ・ザ・デッド』のショーンみたいなのがいるっ‼って一時停止したら、その画面の他のゾンビもみんな有名ゾンビ映画(『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ゾンビ・ランド』とか。)の人たちだった～♪

ボリウッド特有のダンスはないけど、偽マイコーの偽スリラーはテレビでやってたよ♪

ゾンビ愛、感じた♪
あ～～、楽しかった♪
これ、映画館で見逃したから、レンタルされてて嬉しかったぁ♪

星4.6

映画大国だけど、映画規制の多いインドで、新型ドラッグとか大丈夫なのかな?

そういえば、隣国のパキスタンに『パキスタン・ゾンビ』っていう映画があったな♪
ご当地ゾンビもの、好き♪

『デス・マングローブ』ブラジル
http://mikimickle.hatenablog.com/entry/2015/02/10/190555