『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』
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『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』
3月に映画館にて観賞。
一流レストランの天才シェフ、カール。元々は新進気鋭のシェフだったけれども、今はやりたい事が出来ないしがらみに悩まされている。そんな彼に追い討ちをかけるような批判的ブログ。ついにカールはオーナーと喧嘩をしてクビになってしまう。
落ち込むカールは、別れた妻と息子と、自分の原点であるマイアミに行き、キューバサンドイッチのフードトラックを始めるという新たな一歩を踏み出す…
監督は、主演・脚本・製作も全て行った、ジョン・ファヴロー(『アイアンマン』)
監督という職業は実はやりたいことができない。でも、この映画で自分がしたい事を好きなままにしてるという実際の彼の楽しさ・嬉しさが、そのまま出ているような映画でした。
低予算なのにスカーレットヨハンソンやロバートダウニーJr.が出演しているのも、監督の人望についてきたからだと思うし、映画でも同じように、カールにジョン・レグイザモ演じる部下が地位と仕事をすててついてくる。
そんな、監督とカールのシンクロを感じました。
皆がファブロー監督とカールの事が好きで、それは、明るい人格でもあり、ものを楽しんで愛を込めて作っているからではないだろうかと。
料理をしている時のカールの笑顔が最高でした‼
ものを作る歓びをひしひしと感じる事ができた‼
そして、笑えるんだ。流れるようなセリフとか面白いし、脇役のキャラクターも愉快。ロバート・ダウニー・Jr.はトニー・スタークスそのもの(笑)
笑いながら、ニコニコしながら、涙がでちゃうんです。
後半の、息子と仲間とのロードムービーってところも素晴らしくて… 息子役のエイジェム・アンソニー君、名演技♪
そして音楽も最高‼ マイアミからLAへの旅で、その土地にあった音楽が流れ、基本的にはキューバミュージックで、全体的に明るくて陽気♪
で、とにかく食べ物‼‼めちゃくちゃ美味しそう‼‼音楽と同じく、その土地の食べ物も出てくるし、全部食べたくなる♪よだれでるw 「ずるい～‼」ってなるw
カールの手際のよい料理も観ていて小気味よい♪
心地よい余韻だわ。
アメリカっていいなぁ♪
生きるって楽しいなぁ♪
素敵な音楽と、おいしい料理と、心許せる仲間がいれば、それで全て良し‼
星5‼
あ、SNSの問題点と良いところも出て来て考えさせられもした。
『フライトゲーム』もそうだったけど、スマホの表示が画面に出るのってわかりやすい。
で、キューバサンドイッチが無性に食べたくて、早速次の日の夕飯に作った‼
まず、中に挟むローストポーク。
豚かたまり肉のまわりにすりおろしにんにくを塗りたくります。で、ワイン(今回は赤ワイン。白でも良い。)と、ハーブソルトと粗挽き胡椒をいっぱいまぶして、タイムとローズマリーとローレルのせて、ラップにくるんでジプロックで空気抜いて一晩冷蔵庫。
焼く30分以上前に冷蔵庫から出して常温に戻す。
表面をフライパンでしっかり焼いて肉汁を閉じ込める。耐熱皿にアルミホイルしいて、付け合わせの新じゃが薄切りとおくらを敷いてハーブソルトとローズマリーのせて、その上にお肉乗せて、190度に温めておいたオーブンで焼くこと20分。肉の漬け汁塗って反対にして20分。
焼けたらアルミホイルにくるんで30分くらい放置で出来上がり♪
パン(今回は厚切り全粒粉入りのパン)にマスタードとバターを塗り、とろけるチーズとチェダーチーズとモッツァレラチーズ(一種類でも全然いいよ、溶けたほうがよいよ)、自家製ローストポークスライスとパストラミスモークポーク(市販でもOK)、デイル漬けピクルスを薄切りにして、オリーブもついでに挟んだ。チーズはちゃんとくっつくように交互にしたよ♪
で、それをマスタード塗ったパンで挟み、バターをひいたフライパンで焼いたよ。上から鍋の蓋とかでギュッと押してね♪
で、完成～～♪
うま～～‼‼めちゃうま～♪♪♪チーズトロトロ、ジューシー♪
食べ過ぎた(笑)
ラテン音楽聴いて、気分はキューバ♪気分は『シェフ』♪
電車で1時間以上かかる映画館で観て、
スーパーでキューバサンドイッチの材料買って
リュックが本と食材で12キロになって
自転車で坂登って
家についたのが夜11時で
速攻ローストポークの下ごしらえして
お風呂入ってから家事終わらせて
で、また映画を観てそのレビュー書いた(笑)
我ながらなかなかパワフル(笑)
ってくらい、元気を貰える映画でしたっっっっ‼
