『ザ・デッド インディア』

『ゾンビ大陸 アフリカン』の続編。
ハワード・フォード、ジョナサン・フォード監督。

『ゾンビ大陸 アフリカン』はじっとりねっとりの歩くゾンビもので面白かったので期待大♪
2回観たもの♪2回目は寝ちゃったけど…

インドで、風力発電の風車の整備をするアメリカ人のニコラス。(この高所で作業するアップからのひきの空撮アングル、良い♪)
インド人の彼女イシャニの妊娠を知り喜ぶが、交際を彼女の父親に反対されている状態。

そんな中、イシャニの住む街でも、ニコラスのいる地方でもゾンビ現象がおこり…

そんな状況に危機を感じ、500キロの道を彼女を救うために数々の困難を乗り越えひたすら頑張るニコラス。
道中、孤児で孤独な少年ジャベットと出会い、段々と心を通わせていく…
という、ロードムービー&ロミジュリ的ゾンビ。

悲しくなるほどの駄作ゾンビを含め、ずっとゾンビ映画を見てきた私ですが、ここ10年ほどのゾンビムーブメント(一時期若干衰退したものの、また少し復活気味)で、たくさんのゾンビ映画が作られて色々見れるのはほんとに嬉しい。
それぞれに新しいものを作ろうと、試行錯誤を繰り返し、コメディだったりラブストーリーだったりブロマンスだったり。その中で楽しめる作品はもちろんあって楽しいのですが、
この作品は、そういった要素もありつつ、“得体のしれないもの”がじわじわと襲ってくるという、まさしく王道のきちんとしたゾンビものといえます。
かなりのノロノロです‼
で、インドなのでたくさんいます‼

少年のナビ能力が凄すぎっ‼とか、
ニコラス強すぎとか、あんなにゾンビに囲まれたのに彼だけ噛まれなさ加減が半端ない‼とか、目をつむってあげて～‼(笑)
銃の弾、あんまり無かったんじゃないのかい‼ その銃は魔法の銃か?‼ ってのは、お願いだから見逃してあげて～‼(笑)

今の派手なゾンビに見慣れてる人には退屈かもしれません。
しかし、面白いんだよ、展開は遅くてもドキドキするんだよ‼
特殊メイクも良いしね♪
ニコラスとジャベットの絆、車から逃げ出せずにゾンビが迫ってくる母娘への対処の葛藤など、切ない部分もあります。

結構酔って、遅くから見た1日目。それでもがんばって1時間観た。ソファーで寝落ち。
で、また全く同じ状況で続きを観た2日目。
眠気に耐え、でも観たくて、でもダウンかも～ってとこでソファーのひじ掛け(木製)に頭を思いっっっっきりぶつけて、目が覚めたね。すっごい痛いね。即タンコブできたね。この年でタンコブ作るとはね…しかも寝落ちでね…w

っていう、最近の中でかなり頑張って観た本作。
必死で見てて、ラストに驚き‼
ひぃ～‼続きみたいよぉ…
カルマとかそんな感じだったけど…あたしにはもうそれを考える余裕はない…zzz

んで、持ち越しして考えてみました。
インドにおいて、前世、また現世において、己の行いや周りの状況による行いが結果に繋がります。(余談だけど、輪廻転生は業なのです。)
ニコラスが過去にした過ちは、このゾンビハザード旅でしてきた良い行いでも許されるものではなかったものなのだったのかもしれません。
それにしては、なかなかのラストです…
カルマとは恐ろしいものです。

星3.8
あくまでカルマの事だけでいえば理不尽なところもあるけど、深く考えなくてもよいかも。
ノロノロゾンビを楽しめば良いのかも♪

とにかく、タンコブが痛い。
これもカルマか?‼

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