東京スクリーム・クイーン映画祭 2015
「東京スクリーム・クイーン映画祭」
at 渋谷UPLINK
世界各国の女性ホラー監督の作品を集めた映画祭。
私は短編プログラムBを見てきました。
2015年10月25日。
『蛇使いの子守唄』カナダ・アメリカ
パトリシア・チカ
大きなゴシック的なお屋敷に住む女性。
泣き叫ぶ我が子。急いで駆けつけるもを、亡くなる赤ん坊。
我が子を失った悲しみ。そして、少しずつ、彼女の哀しい過去が明らかになっていく…
青みがかった映像と、怪しげな彼女。廊下を這う大蛇がその不気味さをさらに増長させています。
切ないお話でした。
ナチョス準備して、さてテレビを見ようとしていた男のもとに掛かってきた女友達からの電話。
またか…としぶしぶ彼女の家に向かう。
頼まれた事とは、遺体の処理だった。
なかなか面白いw
死体を運ぶ時に頭ぶつけて謝ったり、いいやつw
ちゃんとオチもあります♪
『カラスの家』カナダ
アシュリー・フェスター
1979年カナダ、共働きの親の子供を預かる一軒の家に、赤いコートをきた少女もやってくる。他の子供たちと楽しく遊んでいたのだが…どこか怪しげな家主。
窓にぶつかり死亡するカラスたち…
監督のコメントによると、これは実際に起きた事件が元になっているとか…
直接的な描写は全くないものの、その事件の事を思うと吐き気がします…
『トイレノオバケ』韓国
チョーヒー・チャン
夜中に一人でトイレにいけない小学3年生の女の子。母が働きに出て、ひとりでお留守番をしなければならない事に。なかなか帰ってこない母。
友達からきいたトイレのお化けの話が頭をよぎり、なかなかいけない…
暇なお留守番風景がたんたんと流れるも、少女の孤独さや恐怖があらわれていました。
子供の時のトイレって怖かったなぁ… 私は吸血鬼が窓から来そうで、トイレに背を向けるのが怖かったのを思いだしました。
『はらわた』アメリカ
ローレン・モリソン
ストップモーションアニメ
赤い廊下を歩く少女。扉の向こうでは、上流階級の晩餐会。食べ物への感謝を忘れたエゴに満ちた人々。その姿が不気味な形になってあらわれる。
うにょうにょ、最高に気持ち悪かったです♪
ブラックな風刺に溢れていました。
『修道女』イギリス
アリス・ロウ(『ホットファズ』『サイトシアーズ』の主演女優)
人里離れた廃墟の修道院を舞台に、修道女にジワリジワリと襲ってくる闇の恐怖。雰囲気が素晴らしかった。
でも、ほんとうに申し訳ないんだけど、ちょっとウトウトしてしまった…映画館でウトウトするの、初めてかも。いや、つまらないのではなく、寝不足&ビールの私のせいなんだけどね…
『マディ』アメリカ
クロエ・オクノ
『キャリー』的ダサ少女マディ。ボロボロの家で、テレビばかり見ている体の不自由な祖母と二人暮らし。ローラースケート場である見知らぬ男性と出会い、女心に目覚め、美しくなるが、その男性は実は…
ちょっと怖いサイコものだけど、最後になんかクスッと笑わせてもらいました♪
と、ここまでネタバレ無しで書いたけど、これらがソフト化されて、色んな人の目に触れる事を望みます‼
劇場の飾りがかわいかった♪