『ムーミン絵本 それからどうなるの?』
ムーミン絵本「それからどうなるの?」と「さみしがり屋のクニット」の2作を、映像化した作品。
ミムラ姉さんとムーミンが、大小の穴をくぐってミイを探す「それからどうなるの?」では、なんとも不思議な世界で、ワクワクできました。
「さみしがり屋のクニット」では、他人と話すこともできない臆病者のクニットが、ある女の子を助けるために、勇気を持って自分を変えるお話でした。
トーベ・ヤンソンさんの描くムーミン絵本は、色彩が素晴らしく、どうやったらあんな色が出るのか、そんな事も考えながら観賞できました。
実は、トーベ・ヤンソンさんの描いた絵本は3
冊のみ。あとは「ムーミン谷への不思議な旅」。この絵本も、ドキドキワクワクして、美しい絵とともに素晴らしい♪
以前少し紹介したパペットアニメーションとともに、日本でつくられたアニメ「楽しいムーミン一家」とは全く違った趣で、素敵な素敵な作品です。大人でもじゅうぶんに楽しめます。
ここでちょっとムーミンについて。
ムーミンとは種族の名前で、固有名詞ではない。
フローレンは、スノーク族で、原作ではスノークのお嬢さん。
ミイはミムラ族。スナフキンとは、異父姉弟。
厳しいフィリフヨンカと、ヘムルさん(色々なヘムレンさんがいる)がいるけど、どちらも種族の名前。
スナフキンのお父さんとスニフのお父さんは、共に、ムーミンパパの冒険仲間。
ムーミンパパは孤児。
その他、なんでも凍らせてしまうモランや、皆が冬眠している間に冬を満喫するおしゃまさん(トゥーティッキ)、暖炉裏に棲むご先祖様、様々なはい虫たち……などなど、たくさんのキャラクターがいます。
ムーミンコミックも、童話小説も面白くて大好き♪